100年以上の歴史を持つ郷土菓子「いが餅」

「いが餅」は、黄色い米粒で彩られた見た目の美しさと、丁寧な手作業による製法が特徴です。
笹の葉の上に並ぶ3つの餅には、豊年満作・家内安全・商売繁盛の願いが込められ、餡(あん)には「安」をかけた平和への祈りも宿った山形県蔵王温泉の名物として今なお愛されています。

いが餅の特徴

稲花餅(いがもち)は、山形県山形市の蔵王温泉に伝わる、約100年の歴史を持つ伝統的な和菓子です。白く柔らかなお餅でこし餡を包み、上に黄色く染めた米粒を稲の花に見立てて散らした素朴な外観が特徴。3つの餅が笹の葉に乗った姿が一般的で、蔵王権現に豊年満作を願って捧げた稲穂にちなんで作られたと言われています。

三つは「縁起」
「分けやすさ」

縁起と同時に分けやすい形として広まった

家庭ごとの味

レシピは統一されておらず、家庭ごとに育った郷土菓子に

小豆は保存の知恵

乾燥しやすくし雑菌を抑える、冷蔵庫のない時代の保存技術

見た目は小ぶりで、真っ白な餅に黄色の粒がアクセントとなり、笹の緑色とのコントラストが鮮やかです。
味わいは歯切れの良いお餅と甘さ控えめのこし餡、ほんのり香る笹の葉の風味が特徴です。
食べ方は保存料を使わないため消費期限は当日限りで、その日のうちに食べるのが基本となっております。

Building exterior in Toronto, Canada

いが餅と蔵王の歴史

全国には「いが餅」という名称で、黄色や赤色に染めた米粒をまぶしたお餅が各地に存在しますが、蔵王の「稲花餅」は笹の葉に乗っている点が特徴的な地域特有のものです。

蔵王温泉は、古くから湯治や観光で多くの人が訪れる土地でした。

しかし、かつては名物となる土産菓子が多くはなく、周辺地域で作られていたいが餅が持ち込まれるようになります。

作りやすく、日持ちし、素朴で親しまれやすい。

そうした理由から、いが餅は蔵王の暮らしに馴染み、この地で作られる味として根づいていきました。

ここで生まれた菓子ではなく、ここで育ってきた菓子。

それが蔵王のいが餅です。

いが餅の美しさ

いが餅の美しさは、整いすぎていないことにあります。

小豆の粒がひとつひとつ浮かび、形も大きさも少しずつ違う。

それは機械ではなく、人の手で作られてきた証です。

素朴で、温かく、暮らしの中で生まれたお菓子らしい表情をしています。

公式キャラクター紹介

いが餅の伝統文化を伝えるために作られたいがもちの妖精です。

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満(みつる)もち


お腹も心も満たす福の妖精
・おっとりした性格
・食いしん坊

家(いえ)もち


家族・団らんの福の妖精
・みんなと一緒にいるのが好き
・子供が好きでお世話好き

商(あき)もち


商売繁盛・
人の流れを生む福の妖精
・跳ねるのが好き
・いつも笑顔
・人懐っこい

郷土菓子づくり体験

100年以上もの歴史ある郷土菓子を職人から学び、伝統文化に触れる。

蔵王に伝わる郷土菓子「いが餅」の文化に触れる食体験型ワークショップです。
もち米のやさしい甘さと、色とりどりの美しい見た目を楽しみながら、
どなたでも気軽に和菓子づくりを体験していただけます。

いが餅を繋ぐ人たち

稲花餅の里・湯の花製造販売 おおぎや

蔵王温泉名物「稲花餅の里」と蔵王温泉特産「湯の花」を製造販売

  • 〒990-0023 山形県山形市蔵王温泉25番地
  • TEL 023-694-9317
  • Mail igamoti@poem.ocn.ne.jp
Tourist taking photo of a building
Windows of a building in Nuremberg, Germany

いがもちの里さんべ

蔵王温泉名物いが餅の里と抹茶などが楽しめます

  • 〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉1221-2
  • TEL 023-694-9538
  • 営業時間 カフェ9:30ー17:00
    いがもちの里販売8:30ー売り切れ次第

絣屋

お団子やどら焼き、オリジナル和菓子など様々な商品を製造販売

  • 〒990-0845 山形県山形市飯塚町11074-1
  • TEL 023-644-1206
  • 営業時間 9:00~18:00
Tourist taking photo of a building

“Igamochi, a traditional confection with over 100 years of history.”

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